漁協組合による魚の放流について

さて、そもそもどこの川に魚がいるのか、というところで大切なのが「放流」というものになります。
もちろん放流魚ではない、いわゆる「天然もの(=自然に生息している魚)」もいます。川の源流に近づけば近づくほど天然ものの魚影が濃くなるので、放流より天然ものを釣りたい人は自ずと源流近くがフィールドになるかと思います。(ちなみにニジマスは外来魚のため、すべての個体が放流由来ということらしいです)

渓流釣りのフィールドになるほとんどの川には漁業組合が存在し、上記3種の魚たちを放流しています。川に勝手に入って勝手に釣っていいというわけではなく、漁業権が設定されている川では「遊漁券」と呼ばれる釣り券を購入し、対象の河川で釣りを楽しむというシステムになっています。自分もテンカラを始めるまではそんなこと知りませんでした。

また河川ごとに禁漁期間が設けられているのでそれも注意が必要です。

たいていの漁協は釣り場案内の地図を用意してくれているので、その地図を見るとどのエリアにどの魚がいるのかがわかるようになっています。

また「釣行したい県or川+漁協(例:岐阜県 漁協)」でgoogle検索をかければだいたいどの川で釣れるかがわかります。さらに、漁協の地図でめぼしい川を見つけたら「川の名前+対象魚(例:阿寺川 イワナ)」で検索をかけると釣り好きの人の釣行記がだいたいヒットするので、その情報をもとに入渓点を絞り込んでいく、というのが検索ベースの川探しだと有効かと思います。
渓流釣りの川についてはwebでも本でも多くの情報があり、自分の好みの川を探すのも楽しいかもしれません。

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